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〇本日から運動会練習が始まりました。
まだまだ暑い日も続きますが
しっかりと練習に取り組みながら
精一杯に頑張ってほしいです。
〇今朝のリモート朝会では
赤組・白組の応援団長のふたりから
元気のよいあいさつと
頑張りたいという決意とが示されました。
みんなを引っ張るリーダーとしての活躍を
期待しています。頑張ってください!
〇授業では早速、表現活動の練習が始まりました。

〇3週間後の運動会に向けて
友だちや仲間と協力しながら
一生懸命に取り組んでほしいと思います。

〇運動会までのカウントダウンの始まりです!

〇全国学力・学習状況調査の様々な結果から
本校には大きな課題があることも分かりました。
それは、児童の「読む力」に関する課題です。
(1)学力調査の結果より
国語科における学習内容のなかで
国や府の平均から最も下回っていたのが
「読む力」や「言語能力」の領域でした。
主人公の人物像を読み取る問題や
物語の全体像を把握する問題において
誤答が目立つ結果となっています。
(2)当日の児童の実態より
今回の学力調査を受けるに際して
「時間が足りなかった」と答えた児童が
全体の22.2%にものぼりました。
これは国や府の平均の4倍強にも相当する多さです。
長文の問題を「読みこなせていない」という
児童の現状がうかがえる結果となっています。
(3)児童アンケートの結果より
上記の(2)とも連動している考えられますが
「普段から読書をしない」と答える児童が
児童全体の50%もありました。
これは国や府の平均の2倍にあたる多さで
読書離れが厳しい状況にあることを示すものです。
〇上記以外にも児童の課題を暗示するような
いろいろな調査結果が出てきています。
・テレビゲームで遊ぶ時間
→ 1日3時間以上遊ぶ児童が50.0%
さらに1日4時間以上の児童だと27.8%
・SNSやネット動画を視聴する時間
→ 1日3時間以上視聴する児童が41.1%
さらに1日4時間以上の児童だと30.6%
・新聞を読むかどうか
→ 読まない児童が86.1%
・家に本がどれほどあるのか
→ ない・あまりないに相当する児童が41.7%
〇こういった児童の文字離れ・読書離れを示しているデータが
たいへん多いことを本当に危惧しています。
文章を「読む力」は、正に学習の根幹をなす力です。
この「読む力」に課題があることに対しては
何としても解決を図らなければならないと考えています。
〇ただし、この課題については残念ながら
学校だけでは解決できないとも考えています。
児童の生活スタイルに起因するところが多いからです。
学校と家庭とが課題を共有し、連携していくことが大切です。
ぜひ、保護者の皆さまと一緒になって
考えていきたい課題であることを、まずはご理解ください。
〇本校では様々な教科の学習活動において
積極的なICT活用に取り組んでいます。
今回は授業での活用事例の一部をご紹介します。
(1)参考資料をさがす

2年生図工の授業です。
「ふしぎなたまご」からいろいろなものが
とびだす様子を絵に描いています。
タブレットを活用して参考になるような
絵や写真を自分で集めて活用していきます。
タブレットがあれば必要な情報を
瞬時に集めて参考にしていくことができます。
(2)まとめの学習をする

3年生算数の授業です。
子どもたちは単元のまとめの学習をしています。
タブレットのAIドリルを活用すると
自分の得手不得手に応じた問題が出題されます。
子ども一人ひとりにの理解度に応じて
必要な内容を個々の学習ペースに併せて
提供していくことが可能となります。
本校では算数科の全学年において
個に応じたふりかえり学習を展開しています。
( MoMoさんタイムと名付けています )
(3)学習動画やシミュレーションを活用する

4年生理科の授業です。
月の満ち欠けや動き方について
学習をしているところです。
天体観測は正規の時間帯での学習では
観察活動などを十分に行うことができないため、
正しいイメージをつかむことが
かなりむずかしい学習内容でした。
しかし、タブレットを活用すると
月の満ち欠けや動き方なども
学習動画やシミュレーションなどで
直観的・視覚的に理解していくことが可能になりました。
(4)自分の考えや意見をまとめる

6年生社会科の授業です。
平安時代から鎌倉時代にかけての
武士の台頭をテーマにした
自分のまとめをつくって意見交換を行っています。
写真はロイロノートというアプリの機能を使って
自分や友達のまとめを共有している場面です。
友だちとの意見交換を活性化し
協働的に学んでいく学習活動は、
学習内容の理解を深める効果はもちろん
学習の意義や意欲を強化していくことも期待できます。
〇昨年度よりGIGAスクール構想がスタートし、
児童一人ひとりがタブレット端末を
自由に活用できる環境が整って2年目を迎えます。
ICT教育は、今や各学校でも必須の教育課題です。
本校も「スマートスクール」を目指す学校として、
日々の授業における積極的な活用に取り組んでいます。

〇令和4年度の全国学力・学習状況調査では、
ICT機器の各学校での活用状況を調べるために
児童質問紙によるアンケート調査が行われました。
以下に、本校での結果の概要について公表します。

〇昨年度の本校でのICT機器の活用状況において
「ほぼ毎日活用している」と回答した児童が、
大阪府平均や全国平均と比べて3倍近くもありました。
(山直南72.2%、大阪府平均24.5%、全国平均26.7%)
日々の授業におけるICT機器の活用が
たいへん高い水準にて実施できていることや、
児童がよく活用したと実感できていることが、
今回の全国的な調査からも明らかになりました。

〇児童がICT機器の有用性について肯定的に受け止め、
学習ツールとして適切に活用している
高い意識が育っていることが伺えると思います。

〇今回の全国調査の結果からは、ICT機器の
活用機会や頻度といった「学習の量」の観点で、
本校は『 全国でもトップレベルの水準を誇っている 』
ことが分かりました。
今後は、ICTを活用した「学習の質の向上」や
「家庭学習との連携」を模索していきながら、
ICT教育の『質と量との』更なる充実を図ってまいります。
〇子どもたちの読書ができる機会の充実を図るために
この2学期からタブレットを活用した
図書読み放題サービス「School e-Library」を導入しました。

〇このサービスを利用すると、約1000冊の児童向けの蔵書を
学習者用タブレットを用いて手軽に読むことができます。

〇ただし、今年度については「お試しの導入」としています。
実際には「クラス単位での使用」が前提のサービスを利用していきます。
そのため、クラスごとに使える期間が異なってくるのですが
順番が回ってくるのを楽しみに待っていてほしいと思います。
〇この秋、たくさんの子どもたちが
より読書に親しんでくれることを願っています。